国際交流
ASEAN キャンパス

ASEANキャンパス

大阪大学は、そのモットーである「地域に生き世界に伸びる」を実践していくために、多様な知と人材が交差し、新たな価値を生み出すオープンコミュニティを創出することを目指しています。 ASEANキャンパス構想のもと、ジョイントキャンパスが下記の4か国6大学に設置されています。

ASEANキャンパス構想

  1. 3Q (Quality of Life/Nature/Technology)を基本にした質の高い成長への貢献
  2. ASEAN地域での長年の教育・研究実績を現地高度人材育成に結実
  3. 国際産官学民共創等の新機軸による社会実装基盤整備
  4. 現地/日系企業を含めたイノベーション・ネットワークの構築による新たな価値の共創
  5. 生物工学、応用物理、感染症、環境工学、ハラールサイエンス、生物多様性・生物資源
  6. 日本語・日本文化等の分野における国際共同学位プログラムの実施

現在設置されているジョイントキャンパスは下記の通りです。

設置国 設置大学 実施プログラム*1
インドネシア バンドン工科大学 OUICP, DDP
ブルネイ ブルネイ・ダルサラーム大学
スルタン・シェリフ・アリー・
イスラミック大学
ブルネイ工科大学
OUICP
ベトナム ベトナム科学技術アカデミー OUICP
タイ マヒドン大学*2 OUICP, DDP

*1 生物工学専攻が、設置大学と協働して実施している
*2 生物工学国際交流センターが、マヒドン大理学部に東南アジア共同研究拠点(CRS)を設置している(2002年)

生物工学専攻と生物工学国際交流センターは、1973年よりユネスコの国際大学院研修講座計画に協力して、アジア地域のユネスコ加盟国の科学者、特に大学の教員又は研究者に対して微生物学に関する専門的研修を主導してきました。長年のアジア地域、特にASEAN地域での教育・研究実績をもとに、生物工学国際交流センターがタイ王国マヒドン大に教育研究拠点(CRS)を設置して現地における高度人材育成を行い、また本学大学院生等の短期研修などのコミュニティを提供してきました。生物工学専攻は生物工学国際交流センターと協力して、本学ASEANキャンパス構想のもとに、これまでの実績と経験を踏まえて、インドネシア、ベトナム、タイにおけるジョイントキャンパスの設置に積極的に関わりました。

このキャンパスを活用し、大阪大学は留学プログラムを運営しています。
生物工学専攻に関係のあるプログラムは下記の2つです。

  1. Osaka University International Certificate Program (OUICP)
  2. ダブル・ディグリー・プログラム (DDP)

これ以外に、生物工学国際交流センターの主催により、タイ・マヒドン大理学部に設置した東南アジア共同研究拠点(CRS)をベースに大学院生を短期間派遣するプログラム*3を実施しています。日本学生支援機構 (JASSO) 海外留学支援制度を受け、これまで毎年、20数名が参加しています。 *3 日本学生支援機構 (JASSO) 海外留学支援制度 協定派遣