産学連携
共同研究講座・
協働研究所
産学連携
大阪大学では、実学の中で培った伝統と世界トップレベルの研究力を社会に役立てるため、企業との産学連携に取り組んでいます。基礎研究の段階や共同研究の課題設定の段階から大学と企業とが互いの知と力を合わせることで、変化し続ける社会ニーズに応える教育研究を実践してきました。
研究室単位の活動、技術相談・個別の共同研究からはじまり、2006年度には1研究室と企業の1部門が組織的に実施する共同研究講座(部門)制度を創設。さらに2011年度には、企業の研究所を学内に誘致(Industry on Campus)することで、学際的で多面的な活動を行う協働研究所制度が導入されました。
2016年度には、企業との包括連携契約による組織対組織の大型産学連携を日本で初めて開始。若手研究者の雇用・育成、イノベーション人材の育成面においても好循環を実現し、新たな社会的価値を創出する研究と教育を実施しています。
生物工学専攻における取り組み
生物工学専攻の前身、生命先端工学専攻生物工学コースは、工学系バイオを軸として研究する大阪大学内のグループと新しい産業バイオ、すなわち、「フロンティア産業バイオ」を創生することを目指した連携型融合研究組織「フロンティア産業バイオイニシアティブ国際拠点」を2008年に設立。 フロンティア産業バイオページへ 本拠点は、2020年、大阪大学先導的学際研究機構の「産業バイオイニシアティブ研究部門」へと発展しました。 OTRIページへ
「フロンティア産業バイオ」グループは、バイオプロセスの一部分だけではなく、アップストリーム(上流)からダウンストリーム(下流)まで、バイオプロセスのデザインをトータルにサポートできるグループとして、多くの企業、国公立研究所、他大学の研究室と共同研究を行ってきました。
生物工学専攻では、「フロンティア産業バイオ」のビジョンと一致する企業と4つの共同研究講座を開設するほか、2つの協働研究所を設置し、企業と研究者が協議しながらより柔軟かつ迅速に研究、教育を進める体制を構築しています。
共同研究講座
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協働研究所
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