概要
育成する人材像

学 部

高度な専門性と深い学識

バイオテクノロジーは、生命科学の発展とともにここ数十年の間に飛躍的な進展を続けており、生物による医薬品の生産、高機能性品種の創出、さらには地球環境の保全など、健康、食料、環境分野において大きな期待が向けられています。そのために、遺伝子から生態に至るまでの生物科学の基礎を身につける「基礎生物科学」、生物が関わる現象を化学の力で解き明かす力を身につける「生物化学」、生物を利用したものづくりを具現化する工学的素養を身につける「生物化学工学」、生物学を数学、物理学、情報科学と融合させる力を身につける「生物情報物理」の習得した人材の育成を目指します。

教養と倫理

高い倫理観を持ち、多様性を理解し、人類社会や自然界の仕組みを深く理解する幅広い科学的知識と思考力を身につけ、バイオテクノロジーを通じて地球の未来に貢献できる人材の育成を目指します。

国際性

専門英語教育および短期の海外留学などの機会を通して、英語でのコミュニケーション力と国際交流力を養い、異なる文化についての理解を深めます。それにより、生物工学分野における基盤研究や、発酵、醸造、食品、化学、製薬、情報、医療工学などの産業バイオ分野で専門性を活かし国際的に活躍できる人材の育成を目指します。

デザイン力

さまざまな生命現象の機構を解明し、それらのメカニズムを工学的に応用するための能力を養い、「健康」、「環境」、「医療」といった地球規模の問題を解決するため生物工学研究に資する、デザイン力や、実践力を持った人材の育成を目指します。

矢印

大学院

最先端かつ高度な専門性と深い学識

人類の未来に貢献できる国際感覚を持った人材の育成を目指し、生命科学、数学、物理学、化学、情報科学や工学の素養を身につけるための教育・研究を通して、バイオテクノロジーのフロンティアをも創出し得る国際的、創造的な研究者・技術者の育成を目指します。

高度な教養と倫理

生命のメカニズムを多様なアプローチで解析し、人と地球の持続的発展に必要な細胞、生命システムの創造と工学的な展開を通して、その成果を食糧、医療、環境、材料,エネルギーなどをはじめとした多様な産業に結実させ、人類の未来に貢献できる国際感覚を持った人材の育成を目指します。高い倫理観を持ち多様性を理解するための教育も重視しています。

高度な国際性

英語でのコミュニケーション力と国際交流力を培う教育により、バイオテクノロジーのフロンティアや先端的融合分野をも創出し得る国際的、創造的な人材を育成することを目指します。

高度なデザイン力

「生命に学び」、「生命を創り」、「生命で造る」から構成される生物生産システムをトータルにデザインできるグローバル人材の育成を目指します。