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H20年の若手会は |
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H20年の若手会は、
愛知県にて2泊3日の日程で行われました。
キ−ワードは
『頭も心も体も鍛える』。
76名の参加者が、
日夜一緒に勉強と交流を
楽しみました。
あいち健康プラザ
〒470-2101
愛知県知多郡東浦町大字
森岡字源吾山1−1
TEL:0562-82-0211(代)
FAX:0562-82-0239
[公式HPの表示へ]
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LINK
○ 日本生物工学会
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たくさんのご参加、ありがとうございました!
全76名もの皆様のご参加を頂きました。
2泊3日の合宿を通じ、たくさんの思い出を作ることができました。

H20年度の参加者
学生38名、ポスドク・教官32名、企業6名(計 76名)
本当にたくさんのご参加、ありがとうございました!
H20年度のプログラム
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@ ソフトボール大会風景
A 研究室紹介大会風景
B 講演会風景
C 夕食風景
D セミナー風景
E 交流会(そして、夜)風景
全体集合写真を撮らなかったことだけが心残りです、、、、(涙) |
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H20若手会を終えて。
2008年6月初夏。
愛知県の一つの宿が異様な盛り上がりを見せました。
76名もの全国から集まった学生、大学院生、ポスドク、若手教官、そして歴代の大先輩が、
皆で学び、飲み、笑い合ったのでした。
2夜の間、会場は出身大学や研究室、年齢や性別の垣根を越えた大交流会が催され、
250本近い缶ビール、30本近い日本酒が一気に消費されました(どんだけ〜!)
これが生物工学に関連した若手研究者にとっての特権的楽しみ、
「若手会(生物工学若手研究者の集い)」です。
■ H20年度若手会を通じて
H20年度若手会は、2008年6月6日(金)〜6月8日(日)の2泊3日の合宿として、
あいち健康プラザ(愛知県知多郡)という温泉、運動施設のある宿泊施設で行われました。
ソフトボール大会で幕を開けた第一部。前日の大雨がウソのように晴れ、各地から集まった学生を中心に 4チーム総当たり戦を戦いました。まだ少人数ではありましたが、ちゃんと勝利チームにはご褒美も!
1泊目の夜は、研究室の研究紹介が行われました。お酒を交えての同年代の発表に、
学生のみんなも大盛り上がりでした。
普段学会でちょっと見たことがあったところ、聞いたことのあった研究室、など、
同年代が一生懸命研究生活を送っている様子は、僕自身も含めて心強い思いでした。
第一部の最大の目玉は「コーチング」のトレーニングでした。
会社に入ったならば必ず経験する「人とどう接するか・人をどう育てるか」の研修。
吉田のり子先生(C's Career Research)をお招きし、テクニックとしてのコミュニケーションを
大盛り上がりで経験しました。
吉田先生の巧みな話術と「コーチング」というテクニックには、まさに目から鱗が落ちる思いでした。
人の話を聞くとはどういうことか。人を受け入れることの大切さ。後輩・学生とのコミニュケーションスキル。
どれも、ちょっと使ってみなくっちゃ、と思わせるものばかり。。。。。
素晴らしいご講演を頂いた吉田先生には、感謝の一言です。
大先輩とも言える教員の先生からも、「私、何十年か前にこのセミナー受けておきたかった。。」と
お言葉を頂いたのが印象的でした。
第二部は、歴代の若手会を牽引して下さった大政先生(阪大)、花井先生(九大)、大槻先生(山梨大)に、
ご講演を頂きました。
若手会の伝統を改めて認識し、自分達の生物工学というバックボーンに誇りを感じるひとときでした。
この素晴らしい繋がりを、是非とも今度は僕たちの世代が盛り上げていきたいものですね。
特別講演会では、播磨武先生(東和薬品工業)、畠賢一郎先生(株式会社J-TEC)、
加賀孝之先生(株式会社ミツカン・中央研究所)をお招きし、最新の研究からプロジェクトX的な体験談まで
を、大変わかりやすくお話頂きました。
普段滅多にお話をお聞きすることのできないような素晴らしい大先輩のお話を聞けるだけでなく、
その後お酒を酌み交わせるということも、若手会の素晴らしい魅力だと思います。
2泊目の夜は、ほぼ全員のメンバーが一堂にそろい2回目とは思えない、
大盛り上がりの交流会が行われました。
普段は滅多にお話できないような大先輩、先生達と、若い学生の方々が楽しく飲み交わせるというのは、
素晴らしい場だなぁ、とつくづく感じました。
ただ、、、、、その後の空き缶・ビンが想像を絶しました。
幹事 部屋のユニットバス一室が、すべて埋まったのでした。。。。。
最終日、若手のキャリアパス討論会では、豪勢にも6名ものキラ星のような先生方をお迎えし、
お互いの悩み、将来の方向性、キャリアの広がりと可能性などを議論しました。
荏原先生(阪大)からは、本当にわかりやすく、楽しく、アメリカと日本のスタイルの違いをお話頂きました。 研究者とはなんぞや、研究者の楽しみとはなんぞや。。。すごく深く考えさせられる講演でした。
たまにこぼれる荏原先生のユーモアが、学生のみなさんをグッと惹きつけていました。
冨田先生(名大)からは、異分野を生き抜く楽しさ、難しさ、などをお話頂きました。
バイオインフォマティクスという研究分野のおもしろさや、今後の可能性も強く感じるお話でした。
ヒゲの冨田先生のコメント、胸にグッ と残りましたよね!
30代とは思えないあの説得力、、、、、ステキな研究者たるや!という感じでした。
井藤先生(九大)からは、研究者人生の悲喜こもごもを、非常に楽しくお話いただきました。
アカデミックに残られたその変遷は、まさに波乱万丈。
でもその中に、みなさんも経験があるような「あるなぁ、、」という悩みどころや、
おもしろエピソードがたくさんあって、会場が大きく沸いていました。
水月先生(NPO法人・サイエンス・コミニュケーションサイコムキャリア)には、理系人生の新しい方向性の魅力を
教えていただきました。研究だけではなく、大きく社会に貢献できる理系ならではの御仕事や可能性を、
たくさん教えて頂くことができました。水月先生ご自身が、大変充実して過ごされていることがひしひしと
伝わり、これまでになかなか考えるチャンスがなかった新しい人生の可能性に、ぐぐーっと心動かされる
ものがありました。
長森先生(豊田中研)には、人生のファイナンシャルプランという、実はまさに人生の骨子たる部分を
お話していただきました。人生には2度危機が訪れる!30代の研究者には胸に突き刺さるお話でした。。。 企業において若くしてリーダーとして活躍される長森先生のズバッと切れるようなコメントに、
みんな楽しみながらも、深く考えさせられる時間でした。
小川先生(鈴鹿高専)には、自分の魅力の作りかた、企業を経験から活かせる研究者のポイント、
をわかりやくお話いただきました。台本あるんじゃないか、と思うような流暢なトークと、しっくり胸に染みいる ストーリーに、ファンもきっと増えたことでしょう。
■ 若手会を終えて
「加藤くん、来年名古屋ね!」という鶴の一声で始まった若手会。多くの方と楽しい時間を共有できる場
というのは、数えきれぬ御厚意とご支援があってこそだなぁと、人のつながりの素晴らしさを痛感する
素晴らしい体験でした。
幹事として惜しみない協力をしてくれた、小川亜希子先生、清水一憲先生、伊野浩介先生、加賀千晶君
には感謝仕切れません。
また、協賛の企業の方々をはじめ、生物工学会中部支部・本部、若手会の西岡先生、岡澤先生、
馬場先生、そして開催中心校であった名古屋大学の本多研究室の学生のみなさんと、
本多裕之先生には多大なご支援をいただきました。改めて深く御礼申し上げたいと思います。
来年の若手会は、大阪です!
今年参加して下さった皆様から、来年以降も
素晴らしい生物工学の人の輪が拡がることを期待して止みません。
文責:加藤竜司
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