大阪大学 大学院工学研究科 テクノアリーナ

最先端研究拠点部門 イノベーション拠点 (紀ノ岡細胞製造コトづくり拠点)     

 

 

《2024年度開催》


● 幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム第8回シンポジウムを開催しました
   (掲載日: 2024年10月21日)

 

 「幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム第8回シンポジウム」が,2024年10月19日(土)13:00〜17:00で,大阪大学吹田キャンパス銀杏会館(阪急電鉄・三和銀行ホール)にて実施され,成功裏に終了しました.今回も当拠点が共同主催となります.
 当日は,127名(速報値)のご来場者を迎え,はじめに,京都大学iPS細胞研究所 金子新先生より,iPS細胞由来免疫細胞の研究に関する特別講演をいただきました.続いて,アステラス製薬株式会社 木康弘先生,京都大学iPS細胞研究所 出口清香先生,大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点 根本孝裕先生,京都大学iPS細胞研究所 土井大輔先生,東京女子医科大学 松浦勝久先生よりご講演をいただきました.例年通り,発表時間10分,質疑応答15分の進行で,フロアからのご質問を含め,活発な議論が行われました.

 

 

 

《2023年度開催》


● 第6回 細胞製造コトづくりシンポジウムを開催しました (掲載日: 2024年3月7日)

 

 

 2024年3月6日(水)に,東京日本橋の大阪大学 医学・工学研究科 東京ブランチで,本拠点が主催する「第6回細胞製造コトづくりシンポジウム」が実施され,成功裏に終了しました.
 当日は74名のご参加者を迎え,はじめに,経済産業省生物化学産業課長 下田裕和先生より,開会のご挨拶をいただきました.続いて,拠点長の紀ノ岡より,本シンポジウムのテーマである,再生医療等製品のQbDに関する基本概念の説明と,塑性流体活用コンソーシアムの活動に関する話題提供が行われました.
 次に,セッション1「QbDを考えよう」では,特別講演として,国立医薬品食品衛生研究所 薬品部長 佐藤陽治先生より,細胞加工製品の製造における細胞特性を理解する重要性に関するご講演をいただきました.続いて,紀ノ岡拠点長より,細胞加工製品のQbDアプローチの考え方,および,製造工程の安定性評価方法の開発と培地測定の重要性に関する講演を行い,本拠点での活動を情報共有しました.
 セッション2「大量製造技術開発,無菌製造環境」では,当拠点において研究開発を行っている,塑性流体,ヘマグルチニンおよびCellhesionの活用について,本学 山本陸先生、紀ノ岡拠点長より、実施例を含む情報共有を行いました.

 

 

 

● 第5回 細胞製造コトづくりシンポジウムを開催しました (掲載日: 2023年12月6日)

 

 

 2023年12月5日(火)に,大阪彩都のアース環境サービス株式会社彩都総合研究所(T-CUBE)で,本拠点が主催する「第5回細胞製造コトづくりシンポジウム」が実施され,成功裏に終了しました.
 当日は87名のご参加者を迎え,はじめに,拠点長の紀ノ岡より当拠点に関する説明と話題提供が行われ,続いて,当拠点への新規参画メンバー紹介として,バイオものづくり社会実装(藤森工業)共同研究講座 村岡仁先生,細胞製造シミュレーション工学(日立)共同研究講座 可児明生先生より,講座および研究に関するご説明がありました。
 基調講演としては,東京医科歯科大学(統合研究機構 再生医療研究センター) 水野満先生より,製造現場における汚染管理に関するアカデミアの立場からのご講演をいただきました.次に,武田薬品工業株式会社(グローバルクオリティ バイオロジクス品質セルセラピー大阪品質) 畔柳知幸先生より,セルセラピー製剤の国内製造ラインの新設に関わる工程開発についてご講演をいただきました.
 今回はT-CUBEでの開催とのことで,アース環境サービス株式会社のご協力にて,シンポジウム開始前および休憩の時間を用いて,同研究所の施設(研究開発センター)見学も企画し,ご好評をいただきました.
 後半では,当拠点の細胞製造コトづくり共同研究 無菌環境ワーキンググループの活動紹介として,本学日立プラントサービス再生医療協働研究所 池松靖人先生,ニッタ株式会社 池田卓司先生,株式会社堀場アドバンスドテクノ 中山秀喜先生より,それぞれ汚染管理戦略に関するご発表が行われ,フロアとの活発な議論が行われました.
 またシンポジウム終了後は,希望者による情報交換会を開催し,無菌製造環境について意見交換を行いました.

 

 

 

● 幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム第7回シンポジウムを開催しました
   (掲載日: 2023年12月6日)

 

 「幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム第7回シンポジウム」が,2023年11月25日(土)13:00〜17:00で,大阪大学吹田キャンパス銀杏会館(阪急電鉄・三和銀行ホール)にて実施され,成功裏に終了しました.今回より当拠点が,共同主催となります.
 当日は,100名を超えるご来場者を迎え,はじめに,シンガポール分子細胞生物学研究所 杉井重紀先生より,ヒト抗菌エクソソームと魚類培養脂肪に関する特別講演をいただきました.続いて,理化学研究所生命機能科学研究センター 高里実先生,京都大学iPS細胞研究所未来生命科学開拓部門 下林俊典先生,信州大学医学部小児医学教室 中沢洋三先生よりご講演をいただきました.例年通り,発表時間10分,質疑応答15分の進行で,フロアからのご質問を含め,活発な議論が行われました.
 最後に,本学蛋白質研究所の関口清俊先生より,紫綬褒章受章記念講演として,細胞の足場材に関するお話しをいただきました.

 

 

 

《2022年度開催》


● 第22回日本再生医療学会総会に出展しました (掲載日: 2023年3月30日)

 

 

 2023年3月23日(木)-25日(土)に,国立京都国際会館にて開催された,第22回日本再生医療学会総会が成功裏に終了しました.本拠点からは,最新技術紹介コーナーへの出展を行い,活動についてのアウトリーチを実施しました.
 3日間で,延べ100名以上の方々が当ブースにお立ち寄りいただき,資料をお渡しするとともに、本拠点での活動を紹介しました.また,3日目(25日)に行われた共催学術セミナー(アース環境サービス社)では,拠点長の紀ノ岡が登壇し,本拠点における教育コンテンツとその実践についての発表を行いました.
 また,本拠点で実施した自動化に伴う細胞培養の不安定性に関わる発表(齋藤充弘先生)および細胞製造プロセスのシミュレーションに関する発表(紀ノ岡)については,2023年3月30日付けの日経バイオテク記事に掲載されました.

 

 

 

● 第4回 細胞製造コトづくりシンポジウムを開催しました (掲載日: 2023年3月10日)

 

 

 2023年3月8日(水)に,大阪大学 医学・工学研究科 東京ブランチで,本拠点が主催する「第4回細胞製造コトづくりシンポジウム」が実施され,成功裏に終了しました.コロナ対策を鑑みて70名(1機関2名まで)を受付の上限とし,事前登録を行いました.
 当日は,48機関62名のご来場者を迎え,はじめに,拠点長の紀ノ岡より本シンポジウムのテーマである「細胞製造工程の安定性」に関する話題提供が行われ,続いて,基調講演として,国立医薬品食品衛生研究所 佐藤陽治先生より,CQAの特定とその評価に関する技術に関するご講演をいただきました.
 休憩を挟み,本拠点の活動紹介として,本学の福守一浩先生(未来医療 システムデザイン(澁谷工業) 共同研究講座)より,細胞加工工程の安定化技術について,奥田淳先生(細胞輸送・保管テクノロジー(岩谷産業)共同研究講座)より,凍結工程の安定化技術について,金美海先生(生物工学専攻)より,ヘマグルチニンを応用した幹細胞の制御技術について,それぞれ発表が行われ,フロアとの活発な議論が行われました.
 本シンポジウムの発表は,日本医療研究開発機構(AMED)が実施する,再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業「ヒト細胞加工製品の製造に向けたQbDに基づく管理戦略の構築と新たな核となるエコシステムの形成」(通称: ACEプロジェクト)の成果であり,同機構の成澤忠様(再生・細胞医療・遺伝子治療事業部再生医療研究開発課)より閉会のご挨拶をいただきました.

 

 

 

● 第3回 細胞製造コトづくりシンポジウムを開催しました (掲載日: 2022年11月28日【12月2日PDF更新】)

 

 

 本拠点が主催する「第3回細胞製造コトづくりシンポジウム」が,2022年11月25日(金)13:00〜17:00に実施され,成功裏に終了しました.1年ぶりの対面による開催で,コロナ対策を鑑みて銀杏会館の定員250名に対し150名を受付の上限とし,9月1日より事前登録を開始しましたが,10月中旬には予定数を超えるお申し込みをいただくことができました.
 当日は,120名のご来場者を迎え,はじめに,拠点長の紀ノ岡よりご挨拶と,新たに拠点に参画した細胞製造デザイン学(CET)共同研究講座より,前川隆司先生が講座設立の目的と活動内容を紹介しました.次に,ご来賓のバイオコミュニティ関西 高田 清文先生にご挨拶をいただいた後,本シンポジウムのテーマである「行こう!中之島!」に関する基調講演を,大阪府 池田純子先生,ロート製薬 本間陽一先生,京都大学iPS細胞研究財団 塚原正義先生よりいただきました.
 続いて本拠点の活動紹介として,今回は,細胞製造コトづくり共同研究「外工程ワーキンググループ」より発表が行われました.先ず,細胞輸送・保管テクノロジー(岩谷産業)共同研究講座 繁森敦先生より本ワーキンググループの活動目的と方針の説明を行い,参画機関の岩谷産業 川井幸輔先生,ヤマト運輸 林昌弘先生,サンプラテック 森正樹先生より,各々の取り組みについての説明が行われました.
プログラム/開催報告(PDF版)はこちら

 

 

 

● 幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム第 6回シンポジウムを開催しました
   (掲載日: 2022年11月28日【11月30日PDF更新】)

 

 本拠点が共催する「幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム第6回シンポジウム」が,2022年11月19日(土)13:30〜17:10で,大阪大学吹田キャンパスコンベンションセンターMOホールにて実施され,成功裏に終了しました.コロナ禍により一昨年が中止,昨年がweb開催のため,3年ぶりの対面による開催を行うことができました.
 当日は,80名(アカデミア29名、企業51名)のご来場者を迎え,はじめに,新潟大学 寺井崇二先生より肝硬変症に対する次世代再生療法の開発に関する基調講演をいただきました.続いて,京都大学iPS細胞研究財団 塚原正義先生,京都大学iPS細胞研究所 河口理紗先生,東北大学 豊原敬文先生,本工学研究科 松崎典弥先生,順天堂大学 安藤美樹先生よりご講演をいただきました.(※ 安藤先生のみwebでの講演となりました.)例年通り,発表時間10分,質疑応答15分の進行で,フロアからのご質問を含め,活発な議論が行われました.
プログラム/開催報告(PDF版)はこちら

 

 

 

《2021年度開催》


● 第2回 細胞製造コトづくりシンポジウムを開催しました (掲載日: 2022年3月2日)

 

 

 本拠点が主催する「第2回細胞製造コトづくりシンポジウム」が,2022年2月28日(月)13:00〜17:00に実施され,成功裏に終了しました.告示時点では本学医学・工学研究科東京ブランチにて少人数での実施予定でしたが、まん延防止措置に対応するため,急遽ウェビナー開催に変更しました.メールマガジン等でご紹介いただき,開催直前までに外部から390名のご登録をいただき,開催時では,全体で330を超える接続数が確認できました.(開催案内・プログラムはこちら
 本シンポジウムでは,はじめに,拠点長の紀ノ岡より拠点活動についての説明と,発信会場の東京ブランチへご来訪いただいた経済産業省生物化学産業課長 佐伯耕三様より,再生医療産業活性化の取り組みについてお言葉をいただきました.続いて,細胞製品の商業生産における大量培養の課題と解決に関わる演題について,紀ノ岡と共同研究者(大阪大学 齋藤充弘先生,藤森工業 都倉知浩様,大陽日酸 吉村滋弘様)より,細胞製造における運用の課題と解決に関わる演題について,本拠点の水谷と共同研究者(日立プラントサービス 宮下野恵様,澁谷工業 越田一朗様および吉田真人様,日立造船 坂井一郎様)より,それぞれ発表が行われました.また,ノババイオメディカル株式会社の協賛セミナーを大阪大学 福守一浩先生が発表されました.全発表後は,総合討論を行い,聴講者よりいただいた質問を発表者とともに回答・議論することで,本拠点における技術構築の考え方について,少しでも相互理解が深められるようにしました.

 

 

 

 

 

 

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